温水洗浄便座はウォシュレットを筆頭に、今では一般家庭、ホテル、会社や公共のトイレなど広く導入されています。
あなたの家庭でも温水洗浄便座でさらなる快適生活をしませんか?
温水洗浄便座は、日本では福祉施設や病院での医療での使用などを目的として1960年代に開発が進められ発売されました。日本で現在のように広く普及したのは、現在でも温水洗浄便座のナンバーワンシェアを誇るTOTOのウォシュレットのテレビCMがきっかけで、1980年頃から一躍一般家庭に広がり、ホテルや企業、公共のトイレまでにも装着されていることが多くなってきています。普及し始めた1980年代の温水洗浄便座では、温水がノズルから出ておしりに触れた瞬間はちょっとビクッ感じる違和感や、慣れていないとくすぐったい感触などがあり、温水の温度調節も冷たかったり、熱すぎたりすることもありました。しかし、最近では温水洗浄便座の使用にわれわれ日本人が慣れてきたことと、メーカーの不断の研究によって、温水の噴射の強さや方法にもさまざまな改良が重ねられて、昔のような違和感はほとんどなくなっているように感じます。
温水洗浄便座というと、ウォシュレットが代名詞のように使われています。TOTOは温水洗浄便座のトップメーカーとして、50パーセント程度のシェアを誇るといわれています。ウォシュレットは登録商標なので、正確にはTOTO以外の製品には当てはまりません。温水洗浄便座を発売しているメーカーは他にもいくつかあります。温水洗浄便座をTOTOよりも先に製造していたのが同じトイレ関連陶器メーカーのイナックス(INAX)です。イナックス(INAX)からはシャワートイレという商品名で販売されています。また、最近ではトイレ関連陶器メーカーだけでなく、家電メーカーの温水洗浄便座開発に力を入れています。なかでもナショナル(national)ブランドからは、松下電器産業からはビューティトワレ、松下電工からはクリーンシャワレの商品名で販売されています。他にも温水洗浄便座を扱っている主な家電メーカーの商品では、三洋電機(SANYO)のki・re・i、東芝(TOSHIBA)のクリーンウォッシュ、日立のファミレットなどがあります。大手の家電メーカーが温水洗浄便座で躍進しているのは、住宅設備全般への進出と得意の家電量販店の販売網を使った戦略によるところが大きいのではないでしょうか。
温水洗浄便座への交換については、いくつかの注意点があります。最初に注意したいのはスペースです。温水洗浄便座で最も一般的で値段もお手頃なタイプは、水のタンクや操作部が一体化された製品です。そのタイプの温水洗浄便座を選ぶ場合、トイレ内のスペースを充分に把握してから選ぶことが必要です。買ってしまってから取り付けができないことになってしまうので最初に確認しておきましょう。もし、スペースに制限がある場合には、タンクの位置が工夫されていたり、操作ボタンなどの操作部がリモコンになっていて狭いスペースにも対応した温水洗浄便座があります。次に重要なのは、コンセントです。温水洗浄便座は電気を使いますのでコンセントが必要です。ない場合は、電気工事店などに配線工事を依頼してください。通常、温水洗浄便座の交換や取り付けは、販売店の方にお願いすることになると思いますが、水回りの作業が出来る方であれば、DIYで取り付けることも可能です。その場合は、温水洗浄便座の取扱説明書に従って作業し、ご自身の責任で実施してください。